TYPEFACE


2010/11/15

ワンピースについて小林が語っています vol.2

セブンビルもいいけど、
ウォーターセブンの話も感動しますよ、荒井さん!
どうも小林です。
今回もワンピースについて熱く語ります。

ワンピースは、一言で言ってしまえばバトル漫画です。
そのバトル漫画で必ず出てくる漫画といえば、、、


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そう、ドラゴンボール!!
このドラゴンボールを超えるバトル漫画は、
いまだに存在しないのではないでしょうか。
このワンピースもふくめて。

ですが、この不朽の名作のDNAを、
ワンピースはしっかり受け継いでおります。
そして、ドラゴンボールの作った歴史をふまえて、
しっかりアレンジされています。

僕が一番ワンピースで感心した点、
それは「パワーインフレ」の改善です。

パワーインフレとは、
強い敵が現れ、その敵を倒すために主人公達が強くなり、
その敵を倒すと、さらに強い敵が現れ、その敵を倒すために……
の繰り返しで起こる現象です。
これが続くと後半なんでもありになってしまい、
なんだかもうどうでもよくなってしまいます。
別名、ドラゴンボール現象……。

これをワンピースは一つの手法で解決しました。
それは、「物語中の最強クラスのキャラ達を中盤に出現させる事」

もちろん物語が終わった訳ではないので、
このキャラ達が一番強いと決まった訳ではないですが、
ある程度の力の上限の目安になります。
つまり、そこを中心にパワーインフレは抑えられるのです。

また、ワンピースには個人個人に備わる特殊な能力の存在があります。
たとえば主人公のルフィの能力はゴム人間、
ルフィの兄・エースは炎を自在に操れる、などなど。
詳しく話すとかなりの長文になってしまうので割愛させてもらいますが、
この個人個人の能力のおかげで、毎回の戦いに新鮮味が生まれます。

単に力と力のぶつかり合いではなく、
そこに頭脳戦の楽しみが生まれます。
これは、後で紹介する某奇妙な漫画にも共通する部分ですね。

次回につづく〜


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※炎を自在に操れるエース、別名・火拳のエース。
最初はあんまりだったけど今は大好きだぜ、エース!!


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